あっぷの日記

あっぷの日記

“ごく普通の家庭=安心・安全とは限らない” 私自身の実体験をもとに、『親子にとって本当に大切なこと』をメインテーマにお送りするブログです☆

子育てで思うようにいかず悩む方へ

一つだけ切に伝えたいことがあります。


自分の伝え方で伝わらない日々が続くと


この子は…どうしたものか…


と子供側を原因にする前に、

自分の伝え方をまず一番に疑ってほしい。

 


・ある先生に教えてもらっても全くわからなかった問題が、違う先生に教えてもらったらどんどん理解できた

・ある参考書では全く読み進まないのに、違う参考書ではスラスラ読めた

・あの人に言われると全然頭に入ってこないけど、あの人に言われるとなんだか聞きたくなる

など経験はないですか。


伝え方次第で状況は大きく左右するということです。


伝わらないなら、自分の伝え方を疑う癖をつけてほしいです。

こう言ってもだめか‥

こうしてみては?…

これではわかりにくいかな…と…


よくありがちな思い込み

●叱る時は有無を言わさず叱りとばさないといけないと思っている

●威圧的・言葉が乱暴になってしまっている

●ストレートに考えて、まちがったことは言ってないから、それくらいわかるべき…というべき思考


●よその子はそれくらいもうわかってるのに

●私なんかそんな親に反抗的な態度とらなかったのに…と考える

 

京大出身の芸人宇治原さんの実際のお話ですが、
母親に「勉強しなさい」とか「片づけなさい」と言われたことはないそうです。


“子供のころから優秀で育てやすい子だったのね”って話ではないのです。


お姉さんが勉強している横で、母親が教材としてじゃなく「これしてみたら?」と渡してくれたものがとにかく楽しかったそうです。
ゲームだと思っていたそうです

その子に`合ったものをその子に合ったタイミングで笑顔でコミュニケーションがとれるもの

それを母親はわかって与えていたんだと思うんです。

自然と勉強している中で、どのータイミングで、どのように時間割の教科書をランドセルにつめると効率がいいかとまで考えるようになっていったそうです。

どんどん考えることが楽しく嬉しくなっていったんでしょうね。


母親の声かけがよかったと宇治原さん本人も言っていました。

「こうしなさい」ではなく「こうしてみたらどうだろう?」としか言わなかったと。

 

よく家庭でありがちな
「片づけなさい!!」を例に。

片づけられない理由は、いろいろあるけれど、以下の理由は考えらわませんか。


①片づける場所が一定していない

②母親にとってはいい片づけ場所だと思っているけれど、子供にとっての生活導線からするとめんどくさい場所である

③片づける項目が細か過ぎてややこしい

④「そろそろ片づけようか」の声かけのタイミングが急

⑤子供のものを片づける場所は決めているけれど、その他キッチンやその他家族みんなの共有スペースのものの方づける場所がいつもバラバラ
(見た目忙しくて散らかったままの日が多少あるのはok。ただ片づけられる場所は定まっているかどうか)

⑥習い事が多い子など多忙過ぎて、あまりにも疲れきっている

 

①の場合、ものの帰る場所がある程度決まっていないと、片づけルールが曖昧過ぎて子供にとって片づけの意味が理解できないため、場所を定める必要がある

②の場合
子供にとって片づけやすい環境にに変える必要がある

③の場合
項目(小分類)は多くても大分類(大まかにここでいいという場所)を作って、わかりやすい名称でシール等を張ってみる


④余裕を持ってお片づけタイムができるように、早めの時間に声をかけるようにする

⑤の場合
なぜ自分(子供)にだけ片づけを強要しているの?と言われても仕方ないので、“大人達も日常だよ”と、子供にお片づけは自然なことだと思える環境を整える必要がある。

⑥睡眠時間を削ってまで片付けにこだわるより、本当に今の生活ペースが合っているのかもう一度考える必要がある。

 

心あたりありませんか。

子供を叱る前に自分の言動をみつめてみてほしいです。

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